保育園から帰ってきたこどもが別人みたい…甘えと夜泣きに悩む親へ【保育士歴15年が伝えたいこと】

夜の自宅で抱きしめる親子。家では別人みたいに甘える子と夜泣きに悩む保護者へ保育士が寄り添う 子育ての悩み

お迎えに行ったら、ぎゅっと抱きついてきた。

わかば
わかば
こんにちは、保育士のわかばです🌱お迎えのあとの「家では大爆発」ってこと、ありますよね

家に帰ってきたら、ずっと離れない。降ろすと泣く。
抱っこしたまま、ご飯も作れない。お風呂にも入れない。

夜中も何度も起きて泣く。
昨日も、一昨日も、その前の日も。

「保育園に行くようになってから、こどもが変わってしまった。」
「自分が仕事に戻ったせいで、こんなに不安にさせてしまっている。」

そう感じているあなたに、
15年間、たくさんの親子を見てきた保育士として、
どうしても伝えたいことがあります。


わかば
わかば
家での「大爆発」は、お子さんが保育園で頑張った証なんです

その子は、今日も一日よくがんばりました

保育園でのお子さんの様子を、少しだけ想像してみてください。

慣れない場所で、慣れない人たちに囲まれて、
慣れない時間割の中を、小さな体で過ごしています。

泣きたくても、ずっと泣いていられない。
眠たくても、うまく眠れないこともある。
「ママがいい、パパがいい」と思っても、ぐっとこらえている。

こどもなりに、一生懸命気を張って過ごしているんです。

そしてお迎えの瞬間、あなたの顔を見た瞬間に
その子の中で、何かがふっとほどけます。

「やっと帰ってきた。もう大丈夫。全部出していい。」

だから泣くんです。
だから離れないんです。
だから夜中も、そばを確認するように目が覚めてしまうんです。

これはあなたのせいじゃない。
むしろ、あなたのもとが一番安心できる場所だという証拠です。


夜泣きが始まったご家庭へ

保育園が始まってしばらくしてから、突然夜泣きが始まった。
そういうご相談も、たくさん受けてきました。

昼間に受け止めきれなかった不安や緊張が、
眠りが浅くなる夜中に、外に出てくるんだと思います。

これも期間限定です。
ずっとは続きません。

でも、夜泣きが続くと、親も消耗します。
だからこそ、パートナーがいるご家庭では話し合っておくことが大切です
自分も仕事が始まったら、相手も気がついてやってくれるだろう、これはなかなか難しいです。

「交代で起きる」「翌日早い方は夜中を任せる」「寝かしつけしたらそのまま一緒に寝る」「片付けは任せる」など、お互いが押し付けあったり、やってくれないことや、辛いことを言い合うより、
家族がチームとしてこの状況をどう乗り切るか
そのために何ができるか、お互いにできないことはどうするか。
そんなふうに少しでも話し合っておくことが大切です。


仕事復帰したあなたも、今日本当に疲れています

こどもだけが大変な時期じゃありません。
親も、慣らし期間の真っ最中です。

久しぶりの職場、変わった生活リズム、
朝の支度、送り迎え、お迎えの時間に間に合わせること。
気を張って、走り続けている毎日のはずです。

帰ってきて、甘えてくるこどもを受け止めながら、
「ご飯も作らなきゃ、洗濯も、お風呂も…」

そこで一度だけ、立ち止まって考えてみてください。

今夜、一番大事なことはなんですか?

ご飯を作ることでも、部屋を片付けることでもない。
一日がんばったこどもと、一日がんばった自分が、
少しでもほっとできる時間を作ること。
今はそれだけでいいんです。


わかば
わかば
ひとりで全部抱え込まなくて、いいんですよ

「手を抜く」じゃなくて「賢く頼る」時期

代わりがきくことは、思い切って頼りましょう。

  • 夕飯はお惣菜やテイクアウトもいい
  • 宅食・宅配サービスをフル活用していい
  • 買い物はネットスーパーや生協に頼っていい
  • 洗い物がしんどいなら、紙皿を使う日があってもいい
  • 掃除は週末に家族みんなでのんびりやるでもいい

そしてパパ・ママのどちらかが育休を取っていない場合、
急に家事のやり方が変わると「最近どうしたの?」とすれ違うことがあります。

だからこそ、この時期のことをちゃんと言葉で共有してほしいのです。

「今はこういう状態だから、こうしていきたい」
そう伝えておくだけで、気持ちがずいぶん楽になります。
家族がいる場合、子育ては、一人ではなくチームでするものです。


「やらなかったこと」より、「いたこと」が残ります

夕飯が手作りじゃなくても、これ美味しいね!とゆっくり一緒に笑顔で食べられる時間が、今は大事です。

部屋が散らかっていても、こどもにとっては抱きしめてもらえる時間が、今は大事です。

帰ってきてからも、なんか不安で、そんな時にそばにいてくれたこと。
眠れなくて泣いていたとき、そばにいてくれたこと。
ぎゅっとしてくれたこと。

それは、ちゃんと心に積み重なります。

甘えも、夜泣きも、必ず落ち着きます。
今が一番しんどい時期で、ここを過ぎると少しずつ楽になります。

保護者の皆様に伝えたいのは、
「頑張りすぎないこと」をがんばってください!!

わかば
わかば
家族みんなが、ホッとできる夜になりますように

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